個別指導・学習塾 スクールIE「やる気スイッチ先生に告ぐ!!」篇CM。
これは何というか、“ダサかっこいい”という感じなのかな?
いや、むしろカッコつけようとして失敗している感じに見えなくもないです。
最近の学習塾のCMって、奇をてらったものが多い気がするものだわ。
明光義塾のCMにせよ、相当気合を入れてCMを製作している感じだもんなぁ。
そのくらいしないことには、学生に注目してもらえないということなんだろうか。
今の時代、少子化により子供の数が少ないということもあってか、
塾同士でのゼロサムゲームになっているのだろうし、涙ぐましい努力を感じざるを得ない。
でも、どこの塾に入れさせようかと考えるのは主に親だろうから、
その辺をターゲットにして内容を考えないといけないのだろうね、そんな気がする。
以前は生徒主体のCMだったのが、今回からは先生主体のCMに変わったわけか。
まあ、どんな生徒が通っているかというよりかは、
どんな先生がいるかという方を知りたいのは当然のことでしょう、親ならば。
や、生徒の方もどんな先生がいるかということを、まずは知りたいだろうなぁ。
今回CMのようにコミカルな感じで先生が描かれていると、入学しやすく感じるのかもしれない。
林修先生で有名になったと言っても過言ではない東進ハイスクールなんかも、
先生主体のCMになっているけれど、こちらはほんと先生のキャラが濃いったらないよね。
逆にキャラが濃過ぎて敬遠する人もいるのでは? と、思わなくもないです。
大学とかでこういった講師の方達がいたら受講したいとは思うんだけど、
自分がもし高校生でこのインパクトに耐えられるかと考えたら無理そうだもんなぁ……。
ある意味で、この先生達も先生という役柄を“演じている”のだろうと想像に難くないです。
そうじゃないと、そのアツさというものが持続できるわけがないと思うんだ。
授業中にふと我に返ってしまうと一気に冷めちゃう可能性もあるだろうし、
常に自己暗示というものも必要な気がしてならない。ほんと先生という職業も大変ですな。
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