小泉今日子、市川海老蔵、小日向文世、又吉直樹が出演している
ソフトバンク・MOON RIBAR「ケンシロウ怒り」篇CM。
これまでにも各社色んなキャラを擬人化してCMにしてきたと思うんだけど、
その中でもとりわけソフトバンクのこのシリーズは面白味を感じないなぁ、なぜだ?
(ま、正直ソフトバンクのCM自体が全体的に面白いのが少ないのは否めない)
「ケンさーん、稽古順調?」
「え、まぁ……」
「元気ないなぁ、ママのオムーンライチュ♪ ハハハハハハ」
「すっごい睨んでますよ」
「えっ」
「アータタタタタタタタ……」
「あ、あぁぁ」
「アータタタタタタタタ……」
「あ、あ、あべしっ!!」
「いや、届くわけないじゃないですか、これスマホですから」
「ソフトバンク」
ちなみに、ネット上でもあまり評判がよろしくないみたいですな、このCMシリーズ。
元セーラームーン登場のソフトバンクCM 原作を無視していると非難 – ライブドアニュース
・元セーラームーンが登場するソフトバンクCMに、非難の声があがっている
・原作を無視しているだけでなく、作品への敬意が感じられないと指摘された
・「名前だけお金で買った安直で愚かな商魂を感じるCM」との声も
なるほど、“原作を無視している”から面白味を感じないというわけか、合点がいきました。
確かに、登場してくるキャラの特性がほとんど活かされていないから、つまらないのかもなぁ。
今回CMのゴルゴにしても、そんなキャラじゃないだろ! と思えてならないしね。
小泉&又吉さんに関しても、ただのおばさんおじさんにしか見えないのもいただけない。
もっとセーラームーンやら明日のジョーっぽく振舞ってほしいものだ。
やっぱり、根っこに何かしらシッカリとした世界観&設定がないことには厳しいのでしょう。
単に有名どころのキャラクターをミックスしただけでは視聴者は騙されません。
それぞれの作品にも根強いファンもいることだし、厳しい視線にさらされるのも必至。
もっとサブカルチャーに傾倒したような人に作品作りをしてもらいたかった、そんな感じ。
とはいえ、これからシリーズを通してキャラの人となりの掘り下げが進むなりすれば
また評価も変わってくるかもしれないので、さらに内容が良くなる事を期待したいとは思います。
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