山田孝之が出演しているコカ・コーラのジョージア「マニフェスト」篇CM。
一体何のCMを観せられているんだ? と、考えてしまう感じですな。
まあジョージアの自販機が出てくるからかろうじて分かったけども、う~む。
そもそも何を言いたいのだろう? その辺が気になってしまう。
コカ・コーラ公式のYouTubeチャンネルでは以下のような説明がなされている模様。
当然ではあるけれど、コンセプト的なものはあるらしい。
世界は誰かの仕事でできている。
ジョージアは知っている。働く男たちが額に汗して自分の持ち場を懸命に守っている姿を。そんな男たちの仕事が集まって世界ができていることを。だから寄り添い続ける。現場で生きる男のそばに。もちろんあなたの隣にも。
このジョージアという商品がこれまでも一貫して働く人を応援してきているというのは分かる。
そうした人々の労をねぎらうことに意義を感じつつCMを製作している感じだよね。
ただ今回のCMに限っては、上記の説明にあるような“寄り添ってる感”というのを
あまり感じさせられないというのが何とも言えない。
「俺だ!」「いや、俺だ」「俺ですね」みたいに、自己主張の塊みたいになっていて、
ジョージアにおける“安らぎ”というものが全く表現されていないんじゃなかろうかと。
以下は、去年の夏頃に放送されていたジョージア「おつかれ、男たち」篇CM。
個人的には、こういった労働のあとの至福みたいな感じが好きなんだよね。
こちらの方が断然分かりやすいと思うんだけどなぁ(分かりやすさが全てではないけれど)
でもまあ、いつまでも同じようなことをやっていてもしょうがないとは思うし、
CMを製作している側としても飽きちゃうだろうから、変えたこと自体は正解なのかもしれない。
それにしても、今回のCMのタイトルが「マニフェスト」篇となっているのだけど、これまた謎過ぎる。
最近では選挙の公約を指す言葉として定着しつつあるものの、このCMとどう関係があるのだろう?
Wikiによれば、本来「声明文・宣言書」という意味があるらしいので、
そちらの方に何かしら引っ掛けているということなのかな、たぶん。
まあ、何を宣言するのかと考えたら「世界は誰かの仕事でできている」という言葉なのだろうけど、
世界を“社会”に変えた方がシックリくる気がするものだ、なんとなく。
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