岸井ゆきの、志賀廣太郎が出演している日清食品・カップヌードル「壁ドン」篇CM。
今年から「この国を、楽しもう。SAMURAI、FUJIYAMA、CUPNOODLE」というコピーを用いて、
日本独自の文化・ある種ガラパゴス化している日本の様を描いているカップヌードルCM。
今回はまさかの「壁ドン」がテーマ。ピンポイント過ぎだろ! と思わなくもないです。
しかしまあ「壁ドン」と言ったら、今ではこういった少女漫画でよくあるシチュエーションの事を
言うようになってしまったのですね、なんだかものすごく違和感を覚えてならないや。
最近、タレントの伊集院光さんが以下のようなことを言っているんだけど、
伊集院光、ビギナーは歓迎すべきだが、にわかは「敵扱い」で問題なしと語る
「にわか」に似た例として、最初に伊集院は「壁ドン」という単語を挙げた。
伊集院にとってこの単語は、隣人が騒がしい際に壁をドンと叩き「うるせぇよ!ってやるヤツ」という認識だったが、昨今では「女の子が壁際にいて、その前にいる男の子が壁に手をついて(女の子を閉じ込める)」という描写を表す際に多用されていることを指摘。意味が変質してきているのだ。
そうなんだよ、意味が思いっきり変質してしまっているのですよ。
やっぱり「壁ドン」と言ったら、騒がしい隣人に対してのものだと思うんだ。
カベドン 【耐えたらネ申】笑わざるを得ないおもしろ画像集【爆笑画像集】
こういったネタ画像が作られるほどなんだもんなぁ、「壁ドン」と言ったらやっぱりこちらでしょう。
どういった経緯で少女漫画のシチュエーションのことを「壁ドン」と言うようになったのだろう?
ネット用語をパクってきて勝手にギャル語と称しているケースと同じ感じなのかな。
こうやってCMにされちゃうことで、さらに意味が変質した状態で世間に広まってしまうわけか。
そうなってくると、本来「壁ドン」と言っていたシチュエーションはどう言えばいいのやら。
こういった弊害が出てくることを見越して、多少なりとも言葉を変えて欲しかった気がする。
とはいえ、そんなに日常生活で「壁ドン」なんていう言葉を使うケースもないから、
どうでもいいっちゃいいんだけどね。しかし、ちょっと解せない気持ちが募ってしまう。
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講談社 (2014-06-13)
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