坂本龍一が出演している洋服の青山「坂本龍一・人生を語る」篇CM。
初め何のCMなのやら分からなかったんだけど、洋服の青山だったのですね、なるほど。
一応「坂本龍一・スーツを語る」篇CMといのがあるみたいなんだけど、
それ以外のヴァージョンだと一切スーツに関しては語っていないから分かりにくいものだわ。
(参照:「時代の変化を語る」篇、「仕事について語る」篇、「曲作りを語る」篇)
とはいえ、上に貼付したCMみたいに人生を語っている方が個人的には興味深いけれど。
「ついこの間ね、あと30年生きようかなと思って決めたんですよ。
20年じゃちょっと時間が足りないなぁと思ってね、30年にしたんですけど」
↑ 正直、この発言には度肝を抜かれてしまった。
そもそも何年生きるかって自分で決めるものなの? と、思わざるを得なかったわけで。
いやぁ~、凡人には出来ない発想というか、価値観そのものが違うのだろうなぁ。
やっぱり、なんだかんだで坂本龍一って天才なんだなと感じさせられる発言かもしれない。
脱原発デモにおける彼の発言等で個人的にはちょっとイメージダウンしていただけに、
今回のCMでまたちょっと彼を見る目が変わったような気がする、なんとなく。
しかしまあ、現在の坂本龍一ってWikiによれば今月で62歳になるみたいなんだけど、
30年後は御年92歳なわけか、これはもう大変な年齢ですわ。
アーティストに定年なんてもちろん無いのだろうものの、そのくらいの年齢まで
創作のモチベーションを保てると自負しているところが凄いとしか言いようがない。
以下は、「坂本龍一・仕事について語る」篇CM。
ここでは「80になった僕しか出来ない音楽をやってるはずなんですよね」と語っている。
あれ、90歳まで生きると決めたんじゃなかったの? と思っちゃうものの、
まあ80歳になってもまだ音楽を続けているというだけで、尊敬に値するんじゃなかろうかと。
それにしても、「20年じゃ時間が足りない」って一体これから何をしようと言うのだろう?
何かしらの大掛かりな仕事が待っているのか、
はたまた細かいアイディアが湯水のごとく浮かんでくるのか、その辺が気になってしまう。
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