トヨタ・ヴィッツ(Hybridモデル)CM「This is, Vitz」篇。

まさにCM製作現場の舞台裏といった感じで、別に誇張しているわけじゃなくリアルな気がする
CMの良し悪しは置いておいて、まずは決定権者の好みに左右されるのは確かだろうしね。

自分も以前、グラフィックデザインの仕事をしていたことがあるけれど、
最初に提出したデザインが“叩き台”にされるのは当然の事だったし、気にしたら負けだと思う。

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「The making of new Vitz story」

「新しいヴィッツのCMなんですけど」
「お、できた?」
「犯人がヴィッツで逃げるんです」
「ちょっと待って」
「あれ、マズイですか?」
「う~ん、ヴィッツに乗っているのが犯人というのはヤバイかもなぁ。
 ヴィッツはそういう犯罪を是認するのか?
 みたいな正義をやたら振りかざす人多いでしょ? 最近」

「ですよねぇ。では、主人公は正義感の強い女性にしましょう」
「おぅ、いいねぇ」
「悪いやつらから恋人を助けに行くんです」
「面白そうじゃない。いつもキビキビした走りを見たいよねぇ」
「了解です。CGだから自由自在です。交差点でドリフトして、交通量の多い道に入ります」
「CGの進化には驚くねぇ」
「華麗なハンドルさばきで、わずかな隙間を左右に縫いながら進んでいくんです」

「急いでるんだねぇ。う~ん、カッコイイんだけど、惜しいなぁ」
「はい?」
「まず、こんなに車間距離をつめたらアラートが鳴るねぇ。
 それにレーンディパーチャーアラートがあるから、
 ウィンカーを出さないで車線変更をするとまたアラートが鳴る」
「なるほど、安全機能トヨタセーフティセンスCのことを忘れていました」
「困るよ、君ぃ。しかも、一番大事なことを忘れているよ」
「え、なんですか?」

「新しいヴィッツはハイブリッドなんだよ、そこをもっと強調しないとねぇ」
「強調します。じゃあ、まとめるとこういう感じですかね?」
「主人公は恋人が捕らわれたことを知ると、ハイブリッドで静か~に発進します。
 衝突の可能性があるとアラートが鳴るので、ブレーキを踏んで減速。
 車線変更は後方を確認しながらウィンカーを出してから。安全運転で恋人を助けに向かいます」
「完璧だよ」

「しかし、敵の車が現れヴィッツを襲うんです」
「いいねぇ、ハラハラするねぇ」
「そして、敵が激しく幅寄せをしてくるんです」
「あぁ~、ヴィッツのサイドがへこんじゃったねぇ」
「ダメですか?」
「当たり前だろ!」
「当たり前です。じゃあ、これだけやってもヴィッツは全く無傷」
「その可能性もある」

「そして、恋人を助けるために、倉庫の扉に突進します!」
「君はこのシーンが好きか?」
「とっても好きです」
「私は、大嫌いだ」
「え?」
「新しいヴィッツは、フロント推しでって言われているんだよ」
「それでは、大胆なフロントデザインが見えるように、バックで車を止めましょう。
 この場合、扉をノックですかねぇ?」
「まあ、流れ的にはそうなるねぇ」


以下は、約5分Ver.の完全版

The making of new Vitz story



こちらのVer.では、クリエイターの方が段々と不満を募らせ、
終いには「うるせぇなぁ」とかつぶやいてて思わず笑ってしまったw

でも、指摘されている部分は全部正しいことだとは思うんだよね、普通に考えて。
たぶん、アートとデザインを履き違えてしまっているクリエイターさんな気がするものだわ。


あと、ネット検索をしていたら以下のような記事を発見しました。


大迫力の“カーアクションCM”がまさかの展開に!? 禁断の制作舞台裏大公開 !!

この映像のうち、どの部分が実際の撮影で、どこがCGなのか、わからないようにつくっています。実際に、撮影現場でも激しいカーアクションもおこないましたが、完成した映像は、その何倍もの迫力になっています。皆さんもどこが本当の撮影で、どこがCGか、予想しながら見ていただけると、より楽しんでいただけると思います。


今や実際の映像とCGが見分けがつかない時代。
技術の進歩はもちろん凄いことだけど、どうにも味気なく感じてしまうね……。

嘘でも実際の映像ですとか言われた方が、有り難味を感じられる気がする。

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【豊川悦司】トヨタ・クラウンCM「COOL OR HOT?」篇、映像的に既視感がものすごい(日本の“雅”を描こうとするとこんな風にしかならないの?)






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